適切な歯医者を見つけて歯の健康を維持させていこう

痛くない治療

歯科医と歯科器具

私達が食事をする際に必ず使用する歯は、日々の生活を送る上で重要な医療福祉の対象として扱われています。
歯を含む口腔や顎等に関する外傷や疾患についての知識を蓄積して予防・診断・治療を行う学問が歯科医学です。
歯科医療は古代から行われていて、考古学的研究から古代エジプト文明や古代インダス文明の遺跡で歯科治療の痕跡が確認されています。
主に抜歯治療が中心でしたが、その後、歯石除去や歯の保存修復を行う近代的医療が18世紀以降に始まりました。
日本においては、歴史的に中国を経由して伝来した治療法が始まりです。
一方、江戸時代に蘭医学の一分野として渡来して、その後来日した外国人医師や外国に渡った日本人が紹介した西洋医術が現在につながる日本の近代歯科医学の始まりとなります。

高齢化社会を迎えるといわれる日本において、高齢に伴う疾病だけではなく患者の要望の多様化が見込まれます。
今後の医療者には知識や技能だけではなく患者の権利を十分に尊重した態度が望まれます。
こうした事情を考慮して、歯科医学においては2006年4月から歯科医師臨床研修が必修化されています。
これにより、診療に従事する医師には、免許取得後1年以上の臨床研修が必要となりました。
こうした新しい臨床研修制度の創設は、医師養成だけではなく地域の保健医療や福祉分野との連携が意識されるようになり医療体制の変化や量の質の向上になる点等、様々な変化をもたらすと期待されています。
こうした事は医師個人にとっても、患者や地域に対するコミュニケーションのあり方等を考える機会となるでしょう。